●NHKの時代劇で好演し、新春からは銀座の高級クラブママ役を演じる
交際が発覚した当初の今年5月には、互いのブログで“真剣交際宣言”するほど盛り上がっていたが……。
井上和香(29)と演劇ユニット「TEAM NACS」の戸次重幸(36)が今年8月に破局していたことが先週、発覚。井上はすぐに携帯から戸次の番号を削除したそうで、今後は仕事一筋に新たな気持ちで取り組むという。
しかし、“わかパイ”のニックネームで大人気だった井上もアラサーで来年30歳。「グラドルとしては厳しい状況です」というのは、グラビア誌編集者だ。
「年齢的なものなのか、最近とくにボディーラインがふくよかさを増し、正直言って、曲がり角です。10月に来年用のカレンダーを発表しましたが、若い世代がどんどん台頭していて、写真集の出版オファーは期待できません」
そこで井上が活路を見いだしているのが「和服女優」のポジション。和服が似合う女優といえば、朝丘雪路、山本陽子、高島礼子といった錚々(そうそう)たる女優陣の顔が思い浮かぶが、井上も着こなしや和服姿の美しさには定評がある。
9月まで放送されていたNHK朝の連続ドラマ「つばさ」では小料理屋の女将を好演。現在はNHK時代劇「オトコマエ!2」にも出演中だ。
「ポテッとした唇で男好きするルックスの井上が浴衣や着物をまとった時は色っぽい。それだけに、現代風のドラマだとやや場違いな印象がして、女性の共感も得られないキャラだから、キャスティングが難しいようです」(芸能ライター)
来年1月からは連ドラ「サラリーマン金太郎2」(テレビ朝日)で、再び銀座の高級クラブのママ役を演じる。前作ではつややかな和服姿を披露して評判だった。
「素直な性格だから、現場スタッフの受けは抜群にいい。“和服女優”のポジションが確立されれば時代劇で息の長い活躍も期待できます」(テレビ関係者)
和服姿で濡れ場なんて最高かもしれない。
(日刊ゲンダイ2009年12月1日掲載)